Winny裁判で包丁を持ち出すキチガイについて



ネット上ではよく、
Winnyを規制するのは、包丁は殺人の道具になるから規制しろ!というのと同じことだろ」
という論理がよく展開されている。


包丁の99%以上が調理のために利用されている。
Winnyは違法ダウンロードの話題がほとんどを占める2chのダウンロード板で開発され、
稼動するWinnyの90%以上が違法ダウンロードのために利用されていた。


そもそもの利用目的の出発点から違う。


問題はこいつらがWinnyが開発された経緯を知っているのか否か。
経緯をしらない人もココの11〜20ページを読めばわかる。
今回の裁判で無罪に反対した大谷剛彦裁判官の判決文である。


経緯を知った上で「違法ダウンロードなんてしまくりでいいだろ?お堅いこと言うな」というなら、
それはそれで理解できなくもない。

何にも知らずに「天才が警察に目をつけられて国策逮捕された!」とか「またジャップの出る杭打ちだったか」などと思い込んでる奴は本当にどうしよもない。


著作者の気持ちを踏みにじる確信犯よりも、
無知であるがゆえに短絡的に権力の横暴だと決め付ける人間のほうが怖い。


実際に警察、検察が権力を持ちすぎていて、改革が必要なのは事実だが、
今回の問題はそれとは別の話だと俺は思う。