すべてネットが悪い



漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に 東京都の青少年育成条例改正案

石原が本気を出せばすぐにでも通るだろう。

この条例案は「元から絶つ」ことが最大の目的。

エロ漫画のほとんどは東京発信だし、
エロゲー会社も結構な数がある。
会社を移転するのにも限界があるし、東京から脱出した所で秋葉の実店舗での販売ができなくなれば売上の相当数が減る。


実際に条例案が通ったとすれば、
今の月刊誌等はネットのDL販売しかないだろう。
商売として成立するのか微妙だし、
事前に2ちゃんねる(ダウンロード板)や海外の違法DLサイトがつぶれていないとまず成立しないだろう。
何より紙文化が消失してしまうのは耐えられない。


一般人にとっての"見るに耐えない漫画"に子供たちや規制派たちの目に触れる機会のほとんどは、
ネット上にあると思う。
適当なワードをいれて検索をかければ、一瞬で幼女に見える女の子のエロイラストが羅列される。
エロ画像を検索する意図が無くても、たまたま引っ掛かってしまうことも多々ある。
これらの画像のほとんどはエロゲーから取り込んだ画像や、エロ漫画のスキャン画像である。
ネットでこうした画像に初めて接触し、そこからロリコン趣味に目覚めた人も多いだろう。
「2Dロリ好きの中高生男子」も山ほどいると思う。


本来カバーで覆い隠されていなければならないものが、ネット上には溢れている。
これらに嫌悪を抱いている勢力としては、
「今ネット上に溢れているものを一つ一つ消していくのは無理。それなら元から絶ってやろう」
と考えるだろう。
今まで行動に移してこなかったのが不思議なくらい。

どうにかして現行案は阻止しなければならないが、
規制に反対する側も"真っ当な対案"も示さなければならない。